まぶたが垂れる原因・症状と治療方法
お役立ちコラム
白内障は水晶体が白く濁る病気で、進行すると視界が曇りガラス越しのような見え方になります。
加齢とともに発症する確率が高くなり、多くの方が加齢性白内障にかかるといわれています。
自然治癒したり自分で治したりはできませんが、早期に発見できれば改善できる病気です。
本記事では白内障の予防方法や、診断されたらどのような治療を受けるべきかについて解説します。
目次
白内障と診断されたら、手術で治癒を行います。
モノのゆがみやぼやけ、かすみがあると感じた方は、早期に検査を受けてください。
白内障は老化現象の1つで、生活習慣の改善やサプリメントの利用などをしても治すことはできません。
定期検査で初期と診断された場合は、点眼薬で予防や現状維持ができます。
しかし、初期段階の進行を過ぎていると手術が必要です。
初期段階は自覚症状がないため、進行してから受診すると白内障の発見が遅れてしまいます。
物がゆがんで見えたり、波打つように見えたりする場合、早めに眼科を受診しましょう。
悪化するとものが見えにくくなるだけでなく、車のライトや日の光をまぶしく感じるようになってしまいます。
白内障の多くは老化現象のため、自然治癒することはありません。
加齢は誰にでも訪れるものであり、老化を食い止めることができないからです。
近年は「物がはっきり見える」「ぼやけを解消する」など、目によいとされるサプリメントが豊富にあります。
これらには豊富な栄養分が含まれており、継続することで健康効果は期待できますが、水晶体を元に戻す力はありません。
白内障とは、症状の軽さや重さは違っても、誰もが発症する目の病気です。
加齢と共に、字が読みにくくなったりぼやけて見えたりなど、老化現象が起こります。
ものがゆがんで見える、字が曲がって見えるなどがある場合は、白内障を疑いましょう。
白内障は目のレンズである水晶体が濁る病気で、進行するとさまざまな症状があらわれます。
以下のような自覚症状がある方は、早めに眼科を受診することをおすすめします。
年齢によって視力が低下し、新聞や雑誌が読みにくくなったと感じることが増えてきます。
加齢による老化現象であると受け止め、予防や改善のためにサプリメントなどを利用する方もいることでしょう。
しかし、白内障は自然治癒も自分で治すこともできません。
メガネやコンタクトを替えても見え方に変化がなく、波打つようになったら白内障の症状です。
症状が出ているのを放置したままにすると、めまいや頭痛が起きるようになるためすぐに眼科で受診してください。
白内障は加齢で起きやすい病気ですが、若い方でも発症するケースがあります。
原因を理解して、適切な治療を受ける必要があります。
主な原因は以下の通りです。
白内障は加齢だけではなく、生活習慣や日常生活、遺伝によっても発症することがわかっています。
例えば紫外線はシミの原因になるだけでなく、体の中に活性酸素を作り出します。
水晶体のたんぱく質が紫外線によって酸化することで、白内障が引き起こされ症状が進行してしまうのです。
喫煙も同じように活性酸素を生み出す悪習慣のため、白内障の原因となります。
この他にもステロイド薬や放射線関連の作業が多い方は、白内障になりやすい環境下にいると考えてよいでしょう。
白内障の原因は1つではないように、種類も多く症状も異なります。
主に以下4つの種類に分類されています。
老人性白内障とは加齢による老化現象の1つで、物がゆがんでみえるやかすんで見えるなどの症状です。
痛みをほとんど感じないほどゆっくりと進行するため、本人が気づきにくいのが特徴があります。
外傷性白内障とは、ものが目に当たったり、事故で眼球に傷がついたりなどで起きる症状です。
先天性白内障は遺伝子異常や妊娠中に母親がウイルスに感染することにより、白内障を患った乳児が生まれます。
糖尿病性白内障は血液中のブドウ糖が変化し水晶体に蓄積されるのが原因で、進行すると白濁が強くなり、視野が狭くなっていきます。
糖尿病と気づかずに進行すると、症状が重くなりますから注意してください。
白内障は改善できる病気ですが、濁ってしまった水晶体は元には戻りません。
放置すれば症状が悪化するため、適切な治療を受けることが大切です。
必ずしも手術が必要ではなく、症状の進行状況により治療方法が決まります。
手術が必要なケースとそうでないケースについて詳しく解説します。
白内障を完治させるには、濁ってしまった水晶体をクリアにする手術が必要です。
症状が軽い場合には点眼薬を使って進行を食い止めたり、補正グッズを使ったりするとよいでしょう。
補正グッズとはサングラスやメガネのことで、視界のぼやけやピントの合いにくさなど、不快な症状を減らせます。
白内障が治るわけではなく、経過観察しながら進行を遅らせることが目的です。
以下のような症状が見られた場合には、手術を検討する必要があります。
日常生活に支障が出るくらいに進行した場合には、白内障手術が必要です。
以下のような自覚症状がある場合には、手術しなければならない進行状況であると考えられています。
目の手術に不安を感じる方もいますが、球後麻酔や点眼麻酔が使われるため安心してください。
白内障手術は濁ってしまった水晶体を取り除いて、水晶体の袋に眼内レンズを埋め込む簡単なものです。
術後は処方された点眼薬を使いながら、定期的な通院を繰り返します。
激しい運動や目を酷使するような仕事は控え、合併症が起きないように注意しながら生活しましょう。
加齢によって起きやすい症状ですが、生活習慣や食生活の乱れが引き金となることもあるため、予防が大切です。
日頃から予防することを心がけ進行しておけば、重症化しない限り、白内障は手術の必要がありません。
どのような予防方法があるのか、詳しく見ていきましょう。
紫外線は1年中降り注いでいるため、夏場以外も紫外線対策が必要です。
体や顔の日焼け対策をしている方はいますが、目の紫外線対策を徹底している人は少ないでしょう。
紫外線を浴び続けると活性酸素が発生し、水晶体内のたんぱく質が酸化して濁ります。
太陽が出ている時だけでなく、曇りでも紫外線の影響があるため、サングラスや帽子などで目を守りましょう。
帽子はつばができるだけ大きく、紫外線から目を守ってくれるものを選んでください。
サングラスやコンタクトレンズは、紫外線カット効果があるものをおすすめします。
糖尿病は血糖値が高くなると起こる病気で、全身の血管に影響を及ぼし、合併症が引き起こされます。
白内障は糖尿病との合併症にも多く、加齢による症状よりも早く進行するため注意が必要です。
食生活を見直し、栄養バランスを考えた食事を心がけましょう。
暴飲暴食や早食いも血糖コントロールができなくなる原因になるため、時間をかけてゆっくり食べるようにしてください。
朝食を抜いたり、コーヒーだけで済ましたりする方もいますが、1日のリズムを作るには朝食が大切です。
体内時計が崩れてしまうと、体重が増えて筋力が減少するだけでなく、インスリンが効きにくくなり糖尿病リスクが上がります。
水晶体が酸化しないように、抗酸化力のある食べ物を積極的に食べてください。
抗酸化作用のある食べ物は、以下の通りです。
特に、ポリフェノールやビタミンC・Eが豊富に含まれている食べ物がおすすめです。
食事で不足する場合には、サプリメントなどで補給してもいいでしょう。
適度な運動はストレス解消や筋肉の発達を促すだけでなく、血流の改善効果が期待できます。
有酸素運動は心肺能力を高めるため、心臓血管を強くし慢性疾患リスクを低減します。
定期的に軽い運動を繰り返せば、多くの血液を全身に送り出せるようになり、血圧が安定するでしょう。
食生活の改善と合わせて運動習慣をつければ、体重の減量や糖尿病の予防にもなります。
免疫力アップや脳の活性化にもつながり、適度な運動で加齢によるさまざまな病気を予防できます。
白内障の予防をするには、定期的な眼科検診が必要です。
症状が出てから検診を受けても、タイミングによっては進行しすぎていて、治療が困難になる場合があります。
病気が進行していると完治までに時間がかかり、合併症の危険性も高くなります。
症状が出てから受診するのではなく、白内障にならない、またはなりにくい体にするための定期的な眼科検診が大切です。
日常生活に支障がない症状であれば、初期の白内障と診断されます。
点眼薬を使用して進行を抑制しつつ、検診を欠かさず受けてください。
通院で現状を確認しながら、点眼薬の活用が必要です。
白内障の治療に使用される目薬は以下の通りです。
白内障は水晶体にあるたんぱく質が、キノイド物質によって水に溶けにくくなることで濁りが発生します。
ピレノキシン製剤はキノイド物質を抑制して、水晶体の濁りの予防効果が期待できます。
白内障の進行によって透明度を保つグルタチオンが減少するため、こちらも点眼薬で補給するのが一般的です。
2種類の点眼薬を使用しても症状が悪化して、ゆがみや波打ちのある視界の場合は手術になります。
ピントが合わなくなる、細かい字が読めなくなるなど、老化によって目の機能は衰えます。
白内障は進行状況によって、治療方法が異なります。
早期発見のために、いくつかのポイントを押さえておきましょう。
加齢と共に目が疲れやすくなったり、細かい字が読みにくくなったりします。
市販の目薬やサプリメントなどを利用している方も多いですが、根本的な解決にはなりません。
不調があれば眼科への早期受診が必要です。
初期の白内障は自覚がなく、進行すると波打って見える・字が曲がって見えるなど不快な症状があらわれます。
視野が狭くなり、波打って見えるようになったり色が変わって見えたりすると、手術でしか改善できません。
自分の目を守るために、定期的に眼科検診を受けるのがポイントです。
白内障の受診をする場合、白内障治療や手術の実績のある眼科を選びましょう。
手術後、いつもの生活に戻るためには医師のサポートが重要です。
白内障で使用するレンズの説明は納得できるものであるのか、専門医が在籍しアフターフォローも万全であるかなども確認しましょう。
早く日常生活に戻るためには、正確な手術ができる技術力と最新鋭の機械設備を持っていることもポイントです。
良い医療が受けられ、術後は合併の心配なく日常生活を送るために医療機関は慎重に選んでください。
白内障は自分では治せず、自然治癒する病気ではありません。
早期発見が大切であり、症状や進行状況に合わせて適切な治療を行えば改善できます。
そのためには、定期的に検診を受けて症状を見逃さないことや白内障に対応できる眼科を選ぶことが重要です。
北あやせよつば眼科は、白内障治療の実績が多く、手術件数も豊富な眼科です。
日帰り白内障手術も行っているため、気になる症状があれば気軽に相談してみてください。
よつば眼科では、WEB予約を承っております。
予約していただくことによって、診療までの待ち時間が少なくなります。
予約なしでも診療可能です。